ふと思い出したこと
- 2016年01月31日
- ブログ
皮革製品⇒動物の皮膚を生のまま、または、なめしてあるものを指す。
ちなみに皮とは動物から剥がした生の状態で、
革とは、皮の状態を鞣(なめ)した物を言う。
自分が大学2~3年生のころですから、今から約15年ほど前でしょうか、
自分の大学は四谷にあったため、いつも大学にいった後は
帰り道にある新宿でブラブラしていました。
その日も友人と新宿をブラブラしていると、高層ビルの立ち並ぶ
一画に小さな店舗があることに気がつきました。
なんとなく立ち寄ってみると、そこは皮革製品の販売店で
店内には、皮革製品・具体的にはレザージャケット、レザーズボン
革のバックなどが所狭しと陳列してありました。
自分と友人が店内を物色していると、中から死に掛けのババア
じゃなかった、とてもお年を召したご婦人が出て来て、皮革製品について
詳しく教えてくれました。
曰く「革製品にはピンからキリまであって、その良否を判別するには
ニオイを嗅ぐと良い、良質な商品はほとんどニオイが無く、粗悪品は
大変臭い」とのことでした。
その何時終わるとも分からない長い説明を聞きながら、自分はそのババア、
じゃなかったご老人にとても突っ込みたいことがあり、それがのどあたりまで
出ていたのですが、当時はまだ若くうぶだったためその言葉を飲み込み
店を出ました。
店を出てしばらく歩くと、友人がおもむろに「あの婆さん、良くない革製品は
臭いって言ってたけど、あの店チョ~~臭いんだけど、一体どういうつもりで
あんな説明してんだろ?」
自分も「やっぱりそうか!オレもニオイで吐きそうなくらい気持ち悪かった、
ババアに、じゃあお前の店の商品は全部粗悪品か!って突っ込みゃ良かった」
とお互い都会のど真ん中で大爆笑していました。
そんな友人も一昨年結婚し、昨年待望のお子さんが誕生したそうです。
塩澤君おめでとう!!!